BlueStacks – PCでAndroidを起動してKindleも読め・・・なくなっちゃったの?(´・ω・`)
【2015年5月28日追記】
たぶんWindowsでAndroidしたいならコレが一番です ▼
【2015年1月22日追記】
Kindle for PC が日本語にも対応しましたヽ(=´▽`=)ノ
で、Windows版アプリをUbuntuで動かしてみる記事がこちら ▼
【2014年6月27日追記】
これなら読めたっ!!
新・PC(VirtualBox)にインストールしたAndroid-x86でKindleを読む方法 ~ログインできない原因と対処~ | mogi2fruitsどっとねっと
【2014年6月24日追記】
Kindleアプリが更新されてログインすらできなくなったので、悪あがき記事を書きました ▼
それでもPCでKindleが読みたいんだ!って話 ~WindowsからAndroidにリモートデスクトップ接続する方法~
以下の記事は当時のままですのでご参考までにm(_ _)m
◆BlueStacks(公式サイト)
◆BlueStacks – Wikipedia
普段読書はKindleでする僕にとって、PCでKindleが読めるかどうかは結構重要なわけですよ。
相変わらず「Kindle for PC」は日本(.co.jpのアカウント)では使えません。試しに.com のアカウントをとって紐付けできないか試したんですけどね。サポートセンターに電話で問い合わせたところやっぱり駄目みたいです。
となると、手っ取り早い方法はAndroidをPC(仮想マシン)で起動して「Kindle (for Android)」で読むことになります。その方法の一つとしてこんな記事も書きました。
◆Genymotion – PCでAndroidを起動してKindleも読める♪ インストールから「Google Play」導入方法までまとめ
もう一つの方法としてご紹介するのが今回のBlueStacksです。カンタンに説明するとAndroidアプリをWindowsやMacで動作させるためのソフト。
実はGenymotionを使う以前からBlueStacksは使っていてコッチの方が使いやすかったんです。で、久しぶりにアップデートしてみたところKindleが起動しなくなっていたと・・・
※ちなみにKindleが読めてた頃のBlueStackのAndroidのバージョンは 2.x でこの記事を書いている時点の最新版は 4.0.4 となります。
しかし今後のアップデートでまた対応するかもしれませんし、Kindle以外の使い道もありますので、一度インストールや設定方法をまとめておくのも良いかと思い記事にさせていただきました。以下参考になれば幸いですm(_ _)m
※ここではWindowsを対象にしています。
ダウンロード方法
公式サイトからダウンロードします。サイトトップから対象OSの「DOWNLOAD」をクリックするとダウンロードが始まります。ファイル名は BlueStacks-SplitInstaller_native.exe です。
インストール方法
ダウンロードしたファイルを開くとインストーラーが起動します。インストール先など設定して進めていきます。デフォルトのままでも特に問題ありません。
途中でこのような画面になります。僕は自己判断で「App Notifications」と「Subscribe ~」のチェックは外しました。「App Notifications」はGmailの受信通知やアプリの更新などの通知がPC上でポップアップする機能かな?「Subscribe ~」は未確認ですが恐らくオススメのアプリを紹介してくる機能かなと・・・
ちなみに僕のPCには「Microsoft Security Essentials」というセキュリティソフトが入っているのですが、BlueStacksのインストール後にこのような「警告」が表示されました。
削除してしまったのですが、もしかするとコレがKindleやその他の起動できないアプリの原因かもしれません。自己判断でお願いします。
起動方法
インストール後、デスクトップにこのようなアイコンが表示されているはずです。「Start BlueStacks」で起動します。「Apps」はBlueStacksでインストールしたAndroidアプリを直接起動させるショートカットへのリンクとなります。「Apps」フォルダは自動的に生成されています。当然ですが「すべてのプログラム」からでも起動でます。
設定方法 – Google Playストア のインストール
起動直後の画面です。スマホやタブレットで見慣れたホームとは異なります。後述しますがこれはデフォルトのホームアプリが「Gamepop-Home」となっているからです。BlueStacksは「PCでAndroidアプリを起動する」がコンセプトだからでしょうかね? あるいはデフォルトのアプリストアである「1Mobile Market」から紹介料を得ているのか・・・
いずれにせよ「Google Playストア」が入っていないのでコレを使えるようにします。ついでにキーボードを日本の配列で使える「Google 日本語入力」もインストールしましょう。上の画面から「Search」をクリックします。
日本語が使えないのでローマ字で検索しました。検索結果にPlayストアが出ているのでコレをクリックします。
現状、Googleアカウントと紐付けされていないので次のような画面になります。
「Continue」から続けてGoogleアカウントの設定画面になるので設定します。スマホやタブレットの場合と同様です。
設定が済んだら「Playストア」が使えるようになるので、「Google 日本語入力」他、必要なアプリをインストールしましょう。
設定方法 – 日本語環境構築(言語・キーボード)
ホーム画面の右下にある時刻あたりをクリックして辿ると設定画面に行けるので、ここから設定します。
「言語と入力」から「言語」を日本語に、「キーボードと入力方法」からデフォルトのキーボードを「Google 日本語入力」にします。「Google 日本語入力」自体の設定も行いたいところですが、何故か設定画面が開きません(以前はできた)。細かな設定はできませんが、とりあえずコレでシステムの日本語化と日本配列キーボードの設定ができました。
ちなみに「半角/全角」キーは使えないので、普段スマホやタブレットでタップして切り替えているのと同様に、画面をクリックして切り替えて下さい。
設定方法 – ホームアプリの切り替え
デフォルトのホームである「Gamepop-Home」ではアプリのインストールや起動しかできないので、一般的なホームアプリに切り替えます。上述で「Google 日本語入力」をインストールした方法と同様です。今回は「Nova Launcher」をインストールしてみました。
「Nova Launcher」インストール後にホームボタンをクリックすると、ホームアプリの選択画面が出るので「常にこの操作で使用する」にチェックを入れ「Nova Launcher」を選択すれば以後はそのまま使えるようになります。「Nova Launcher」の設定から「ホームボタンやスワイプ操作の挙動」「ホーム画面やドロワーのグリッド数」などの設定ができます。
※クリック操作なので「ピンチイン・アウト」や「二本指でのスワイプ」などはできません。
「画面の回転」の設定は注意しなければなりません。システムのデフォルトが無難です。他の画面回転制御アプリでもそうですが、BlueStacks本体が起動しなくなったり、途中でAndroidが落ちたりします。
一応「設定」からアプリ毎のサイズの変更などはできますが、全てのアプリが設定できるわけではありません。
設定方法 – PCとのファイル共有
「Root Explore」(※rootとして使えません)などのファイラーをインストールして /mnt/sdcard/windows の中を見ると、Windows側のフォルダを一部共有しているようです。「Documents」と「Pictures」だけですが。
「AirDroid」が使えるようなので、これでも共有できますね。BlueStacksは「sumsung GT-I9300」として認識されます。
ちなみにネットワークフォルダはファイラーでのスキャンができませんでした。
使えるアプリ・使えないアプリ
Kindle以外にも起動しなかったり、起動しても画面が表示されなかったアプリをざっと紹介します。今後のアップデートに期待しましょう。
SNS系アプリ
TwitterやFacebook、Google+などの公式アプリは起動しませんでした(以前は使えました)。「twicca」「TafView for Facebook」などの代替アプリを使いましょう。
Googleアプリ
「マップ」は起動するものの地図が表示されず。「Googleドライブ」は起動せずに落ちます。
「YouTube」が再生できたのは幸いですね。
「Google Play Music」も起動しました。ちゃんと再生できます。
ま、PC起動しているんだから意味無いんですけどね。
あとがき
繰り返しますが、僕にとってPCでAndroidを起動する理由などKindleぐらいしかありません。それが使えないとなると全く魅力がなくなります。Genymotionよりも設定もカンタンですし、仮想マシンにAndroid-x86をインストールして設定弄るよりはるかにマシなのでオススメだったんですけどね。
しかしAndroidでしかできないゲームや便利なアプリなどあれば、人によっては有効に使えるかもしれません。一つの選択肢として考えれば良いのではないでしょうか。
僕は次のアップデートを期待しています・・・
おまけ – Hardware Info –
せっかくなので「Android Hardware Info」を使ってBlueStacksの中身を見てみました。
なぜかSAMSUNGの端末になってます。
画面解像度は「1066×552」。中途半端な・・・
CPUはインストールしたPCそのままの表示になります。
メモリーは739MBで変えられないっぽいです。起動しなかったアプリはメモリ不足が原因でしょうか・・・
【2014年4月8日】
VMware や VirtuarBox など仮想マシンにAndroid-x86をインストールする方法も書きました。個人的にはコッチの方がオススメ♪