仮想マシン(VirtualBox・VMware)から、あるいは非対応PCでUSBブートする方法
度々忘れるので備忘録として。
準備:Plop Boot Manager
公式サイト:Plop – Documentation / Manual / Examples – Free Boot Manager, builtin usb driver, native usb, boot different operating systems, cdrom, usb, freeware, option rom bios
ダウンロード:Plop – Documentation / Manual / Examples – Free Boot Manager, builtin usb driver, native usb, boot different operating systems, cdrom, usb, freeware, option rom bios
「Plop Boot Manager」というものを使います。上記サイトからダウンロード。現時点で最新版は「plpbt-5.0.14.zip」となります。
ZIPで圧縮されているので、別途7-Zipなど解凍ソフトを用意して下さい。
非対応のPCからUSBブートする方法(未検証)
実は非対応のPCを持っていないので検証していません。すいません・・・
以下のサイトが参考になります。
◆USBブート非対応のPCでUSBブートを可能にする「Plop Boot Manager」: 天網のあたま2nd
◆USBブート非対応のPCでUSBブートを行う方法 | 奴隷たる一族
仮想マシン(VirtualBox・VMware)からUSBブートする方法
僕の使い方はこちらがメインです。作成したLiveUSBのテストとか、データ保存できるLiveOSをメインのPCで弄るときなんかに重宝します。
参考:UNetbootin – LinuxのライブCDイメージをUSBメモリから起動する方法
ダウンロードした「plpbt-5.0.14.zip」を解凍した「plpbt-5.0.14」の直下に「plpbt.iso」というファイルがあります。これを仮想マシンのCDイメージとして指定して(仮想マシンの)CD/DVDドライブドライブから起動します。VirtualBoxでもVMwareでもやり方は大して変わりません。今回はVirtualBoxを使います。
新規で仮想マシンを作成します。メモリや容量はお好みで。ここではOSの名前を「Plop Boot Manager 5.0」、システムは「Other/Unknown」としています。
作成した仮想マシンの「設定 → ストレージ」でCD/DVDドライブに「plpbt.iso」を指定して起動します。USBメモリは予め指しておいても起動後に指しても大丈夫です。
ここで上に並ぶVirtualBoxのメニューの「デバイス → USBデバイス」から起動させたいUSBメモリを選択します。その後画面左上にある「FLOPPY」「CDROM」「USB」「NETWORK」の並びから「USB」を選択します。↑↓キーで選択し「Enter」です。これだけです。
下の画像はエラー表示となります。
この場合はUSBメモリが認識されていないか、USBメモリから起動できるOSが無い場合が考えられます。再確認してみて下さい。
補足:VMwareにUSB接続デバイスを認識させる方法
VirtualBoxでは標準でUSB接続デバイスの設定がありましたが、VMwareの場合は予め設定しておかないといけないようです。
「仮想マシン設定」の画面から下にある「追加」をクリック。
「ハードウェア追加ウィザード」で「USBコントローラ」を選択し「次へ」。「USBサポートの設定」はお好みで。「完了」で元の画面に戻ると「USBコントローラ」が追加されています。
この状態で起動するとVMwareのメニューに接続(ホストOS側)されているUSBメモリ他、USBデバイスのアイコンが表示されています。
マウスカーソルを重ねるとデバイス名がポップアップ表示されるので、該当のものがあれば「右クリック → 接続」でゲストOSに接続されます(ホストOS側は切断される)。その後「USB」を選択すればUSBメモリから起動されます。