VirtualBox にインストールした Ubuntu の画面サイズ(解像度)を640×480以外に変更する方法
やけに手間取ったので備忘録として書いておきます。Live起動の時には問題無かったのですが、インストールしたUbuntuを起動すると640×480以外の解像度が選べないんですね。画面も小さいし設定画面なんか開くと項目が見えません・・・
で、コレを解決するためには「Guest Additionsのインストール」という作業が必要となります。ゲストOS(ここではUbuntu)を起動中にVirtualBoxのメニューから「デバイス → Guest Additions のCDイメージを挿入」を選択。初めて導入する場合はインストールダイアログが始まるかもしれません。今回の場合、既に他のOSで導入済みだったのでこのような画面になりました。
画面が切れていますが「実行する」をクリック。すると次の画面。
管理者権限が必要となるので、インストール時に設定したパスワードを入力して「Enter」。ターミナル(端末)が開きインストールが始まります。
「Press Return to close this window…」と表示されたら作業は終了です。「Enter」でターミナル(端末)が閉じます。ここではまだ変更できないのでゲストOS(Ubuntu)を再起動します。VirtualBoxに戻り該当OSの設定を見ると仮想CD/DVDドライブに「VBoxGuestAdditions.iso」がマウント(挿入)された状態となっていますが、これはもう不要なので「空」にしてしまって大丈夫です。
再起動後は自動でホストOS側のモニタに最適化された状態になっていると思います(下の画面では1366×768)。Ubuntuの場合 右上の歯車アイコン → システム設定 → ディスプレイ から解像度を変更することができます。
以上でVirtualBoxにインストールしたUbuntuの画面サイズ(解像度)を変更する作業は終了です。お疲れ様でしたm(_ _)m
<余談>
上記説明ではすんなり終了していますが、初めは「デバイス → Guest Additions のCDイメージを挿入」を選択した時にエラーが表示されてできませんでした。(※下の画面は解像度変更後のものです)
「VBoxGuestAdditions.iso」が無かったように思います。デフォルトでは「C:\Program Files\Oracle\VirtualBox」にあるはずなんですが・・・(見落とし?) 「VBoxGuestAdditions.iso」は自動的に生成(ダウンロード)されるはずなのですが、仕方がないのでここから直接ダウンロードしました。
◆Download VBoxGuestAdditions.iso | Easytouch.com
一応VirtualBoxのバージョンに合わせたものをダウンロードした方がいいでしょう。で、Ubuntu起動時にCD/DVDドライブこのISOファイルを指定して起動。起動したUbuntuからCD/DVDメディアを開くと上述したように「実行しますか?」となり、そこから先は同様の手順となります。その後改めて見てみると「C:\Program Files\Oracle\VirtualBox」に「VBoxGuestAdditions.iso」がありました。元からあったのでしょうか?
もし上手くいかない方はご参考までに。
また改めてゲストOSを新規作成した場合、上で解説した通りすんなり作業を進めることができました。