Skitch – 画像に注釈を入れるのに最適! Evernoteへの保存やTwitterにも直接送信できるぞ。
◆Skitch | Evernote(ダウンロード)
◆Skitch for Windows の使い方 | Evernote
このブログではOS(主にLinux)やアプリの紹介・使い方の説明などをよく書いているのですが、分かりやすい説明のためには画像は欠かせません。しかし画像を使う際には「個人情報にモザイク」をかけたり「テキストによる説明」をつけたりと、” ちょっとした編集 ” が必要となります。
仕事でチラシを作ったりもするので、これまで高機能で無料のGIMPを使っていましたが、上述のような ” ちょっとした編集 ” をするためにわざわざソフトを立ち上げることに不便を感じていました。高機能ゆえに起動に多少の時間が必要だからです。
で、何か代替ソフトはないかと探していたトコロ、今回の「Skitch」がまさにピッタリだったのでご紹介したいと思います。参考になれば幸いです。
インストール方法
ソフトはコチラからダウンロードできます。Windows・Windows 8 (Touch)・Mac・iOS・Androidに対応しています。個人的にはLinux版も期待したいところ。(Wineで動くかな?)
◆Skitch | Evernote(ダウンロード)
今回はWindows版を使ってみました。ファイル名は「skitchsetup-2.3.0.159.exe」です。ファイルを開くとインストーラーが起動します。
ライセンスの同意、インストール先の設定をします。セットアップが終了すると次の画面になります。
チェック項目の2つ目は、Evernoteのデスクトップ版をインストールするかどうかの項目なので、必要無ければチェックを外しましょう。
以上でインストールは終了です。
Skitchでできること
基本的な使い方は公式サイトでも紹介されています。一番上の「Skitch 使い方ガイド:」の脇にあるプルダウンメニューでOS毎に見ることができます。
◆Skitch for Windows の使い方 | Evernote
せっかくなのでSkitchを使って編集画面の説明をまとめてみました。
説明を補足すると、次のようなツールがあります。
- 矢印ツール:色・長さの選択可
- テキストツール:色の選択可
- 図形ツール:長方形・角丸長方形・楕円・線
- スタンプツール:拒否・感嘆符・疑問符・承認・最高 の5種類
- モザイクツール
- 切り取り・サイズ変更ツール
- 色とツールのサイズ
公式サイトに動画による説明もありますのでなんとなくイメージを掴んで下さい。
できることも限られている分、直感的に使うことができると思います。
Skitchでできないこと
僕は普段GIMPを使っていると言いましたが、Photoshopなどの高機能な画像編集ソフトを使っている方には物足りなさは否めません。以下にSkitchではできないことを挙げていきます。
編集途中で保存ができない
通常画像編集ソフトでは、そのソフト独自のファイル形式で編集中のものを保存でき、あとから続きの編集を行えますが、Skitchではそれができません。一発で編集を完了させるか、一旦画像として保存し、その画像をまた編集することになります。その場合以前の編集したものもまるごと画像になってしまうため「ここのテキストだけ編集したい」などはできません。
レイヤーの概念がない
Skitchにはレイヤーの概念がありません。従って「この画像の上に別の画像を重ねる」だとか「画像のこの部分だけ切り取って拡大・縮小する」などはできません。そのような作業が必要な場合は、とにかく必要な部分を画像として保存、再度開いて編集後また保存を繰り返さなくてはなりません。それでもできないことはできませんが。
細かな設定ができない
例えば「フォントの変更」「矢印のデザインを変更」「モザイクの強さを変更」…etc はできません。使えるツールの中で変更できるのは「色」と「大きさ」だけです。
あとがき
タイトルにもある通り、Skitchは画像編集ソフトというよりも画像に注釈を入れるソフトですね。上で「Skitchでできないこと」を挙げましたがそれを求めるのはそもそも酷な話でした・・・
メリットとして挙げられるのはマルチプラットフォームであることでしょうか。スマホ(AndroidやiOS)も含むWindows以外のOSにも対応しているのはありがたいです。Linuxにも対応してくれないかな。後でWineで試してみよう。
というかこの程度の機能であれば、わざわざPC(ローカル)にインストールしなくてもWEBアプリとして使えたら便利なんじゃないかなと思います。Pixlrなんかは便利ですね。機会があればコチラも紹介したいと思います。