Windowsでどうしても消せないフォルダやファイルを消す方法

公開日:  最終更新日:2014/09/21

消せないフォルダの場所(デスクトップに存在するとして)
C:¥Users¥ユーザー名¥Desktop¥◯◯◯
◯◯◯がフォルダ名

消せないファイルの場所(デスクトップに存在するとして)
C:¥Users¥ユーザー名¥Desktop¥▲▲▲
▲▲▲がファイル名

だとします。

C:¥Users¥ユーザー名¥Desktop
とは、PCの「Cドライブ」にある、「Users」というフォルダの中の、「Desktop」というフォルダを表すパス、つまり住所みたいなものです。

PCを再起動してから試すと削除できる場合がありますが、それでも削除できない場合は以下を試してみて下さい。

パターン①

  • ファイルが使用中です
  • ほかの人またはプログラムによって使用されています
  • 他のアプリケーションで使用中です

というエラーメッセージが出る場合。

何らかのアプリケーションがそのフォルダ・ファイルを使用している(ロックしている)ために起こります。
該当するアプリケーションが分かるのであれば「終了」します。

あるいは「Unlocker」(フリーソフト)を使うと便利です。
強制的にロックを解除してくれます。
日本語対応で使い方も簡単です。

UNLOCKER 1.9.2 BY CEDRICK ‘NITCH’ COLLOMB
Unlocker

パターン②

  • 対象のフォルダ(ファイル)へのアクセスは拒否されました

というエラーメッセージが出る場合。

今使用しているアカウントに、そのフォルダ(ファイル)を操作する権限がない場合です。
対象のフォルダ(ファイル)を 右クリック → セキュリティ から各ユーザー(グループ)のアクセス権を変更します。
面倒ならば全てのユーザーのアクセス許可の『フルコントロール』→『許可』をチェック して下さい。

パターン③

上記①②でも解決できない場合です。

ファイルシステムが壊れていたり、そのフォルダ(ファイル)の名前が原因だったりします。
上記①②と合わせて、複数の原因が組み合わさっている場合もあります。

この場合は「コマンドプロンプト」から削除します。
スタート → 全てのプログラム → アクセサリ → コマンドプロンプト

フォルダ(サブフォルダも含む)をまるごと削除するのが最も簡単です。

コマンドプロンプトを起動すると、

C:¥Users¥ユーザー名>

こんな感じの文字列の後に、文字が打てるようになっています。

ここにフォルダを削除するコマンドを打ち込みます。

rd /s C:¥Users¥ユーザー名¥Desktop¥◯◯◯

rd がフォルダ削除コマンド。/s がサブフォルダも全て削除するためのオプションです。半角スペースを空けて入力します。削除するフォルダの指定は C: から始まるフルパスで入力します。

「よろしいですか(Y/N)?」の質問で Y を入力し Enter 。

これでフォルダの中身毎削除できます。

ファイルのみを削除する場合のコマンドは、

del C:¥Users¥ユーザー名¥Desktop¥▲▲▲

となります。

以上、参考になれば幸いですm(_ _)m

[milliard]
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