Windowsでどうしても消せないフォルダやファイルを消す方法
消せないフォルダの場所(デスクトップに存在するとして)
C:¥Users¥ユーザー名¥Desktop¥◯◯◯
◯◯◯がフォルダ名
消せないファイルの場所(デスクトップに存在するとして)
C:¥Users¥ユーザー名¥Desktop¥▲▲▲
▲▲▲がファイル名
だとします。
C:¥Users¥ユーザー名¥Desktop
とは、PCの「Cドライブ」にある、「Users」というフォルダの中の、「Desktop」というフォルダを表すパス、つまり住所みたいなものです。
PCを再起動してから試すと削除できる場合がありますが、それでも削除できない場合は以下を試してみて下さい。
パターン①
- ファイルが使用中です
- ほかの人またはプログラムによって使用されています
- 他のアプリケーションで使用中です
というエラーメッセージが出る場合。
何らかのアプリケーションがそのフォルダ・ファイルを使用している(ロックしている)ために起こります。
該当するアプリケーションが分かるのであれば「終了」します。
あるいは「Unlocker」(フリーソフト)を使うと便利です。
強制的にロックを解除してくれます。
日本語対応で使い方も簡単です。
UNLOCKER 1.9.2 BY CEDRICK ‘NITCH’ COLLOMB
Unlocker
パターン②
- 対象のフォルダ(ファイル)へのアクセスは拒否されました
というエラーメッセージが出る場合。
今使用しているアカウントに、そのフォルダ(ファイル)を操作する権限がない場合です。
対象のフォルダ(ファイル)を 右クリック → セキュリティ から各ユーザー(グループ)のアクセス権を変更します。
面倒ならば全てのユーザーのアクセス許可の『フルコントロール』→『許可』をチェック して下さい。
パターン③
上記①②でも解決できない場合です。
ファイルシステムが壊れていたり、そのフォルダ(ファイル)の名前が原因だったりします。
上記①②と合わせて、複数の原因が組み合わさっている場合もあります。
この場合は「コマンドプロンプト」から削除します。
スタート → 全てのプログラム → アクセサリ → コマンドプロンプト
フォルダ(サブフォルダも含む)をまるごと削除するのが最も簡単です。
コマンドプロンプトを起動すると、
C:¥Users¥ユーザー名>
こんな感じの文字列の後に、文字が打てるようになっています。
ここにフォルダを削除するコマンドを打ち込みます。
rd /s C:¥Users¥ユーザー名¥Desktop¥◯◯◯
rd がフォルダ削除コマンド。/s がサブフォルダも全て削除するためのオプションです。半角スペースを空けて入力します。削除するフォルダの指定は C: から始まるフルパスで入力します。
「よろしいですか(Y/N)?」の質問で Y を入力し Enter 。
これでフォルダの中身毎削除できます。
ファイルのみを削除する場合のコマンドは、
del C:¥Users¥ユーザー名¥Desktop¥▲▲▲
となります。
以上、参考になれば幸いですm(_ _)m