WindowsからLinuxパーティション(EXT形式)のファイルを読み書きする方法(Paragon ExtFS for Windows Free)
画像元:Is Linux or Windows VPS hosting right for you? | LFC Hosting
※本記事内容とは関係ありません。
Windowsの起動中にLinuxパーティションにあるファイルの中身をちょっと確認したいなぁと思ったもので。わざわざ再起動するのも面倒ですし。フリーで良い物があったのでご紹介します。
Paragon Software で提供している「Paragon ExtFS for Windows Free」を使わせていただきました。
ダウンロード
ダウンロード:Ext for Windows | PARAGON Software Group – Ext2 / Ext3 / Ext4 for Windows 7 8 10 xp
日本語のページだと配布していないので上記英語のページからダウンロードします。Paragonのアカウントが必要になるので予め取得しておきます。新規アカウントの作成自体は日本語のページから行った方が良さそうです。筆者の環境では英語のページから上手くいきませんでした。日本語による新規アカウント作成方法はコチラ ↓
ダウンロードは「Download.com」という外部サイトから行います。関係ない広告もありますので注意しましょう。今回ダウンロードしたファイル名は「Paragon_ExtFS_for_Windows_2.1.440.exe」でした。
インストール
インストーラーを実行すると始めにプロダクトキーとシリアルナンバーを求められます。「Registaration」をクリックすると英語のページに飛ばされてしまいますが、日本語のページからでも確認することができます。
公式:マイアカウント
からログインし、「登録製品一覧」を確認します。
一度ダウンロードしていればここでその製品(ソフト)のプロダクトキーとシリアルナンバーの確認ができます。
この後は「ライセンスの同意」「インストールオプション」「PATHの確認」「使用するユーザーの設定」と続きます。ここでは全てデフォルトとしました。
インストール後に一度再起動をします。
Paragon ExtFS for Window の使い方
デスクトップに作成されたショートカット、または「C:\Program Files (x86)\Paragon Software\Paragon ExtFS for Windows」(32bitの場合は「Program Files」)を開きます。Windows10で「すべてのアプリ」に表示させたい場合はショートカットを作成し(デスクトップにあるモノでも良い)「C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs(プログラム)」にコピペしましょう。
起動するとツールバーにアイコンが表示されます。ダブルクリック、もしくは 右クリック → ExtFS for Windows をクリックすると、上画像の様にマウントされているLinuxパーティションを確認できます。ここでは「(F:) 41.00 Gb」と表示されています。左の○が緑色ならマウントしている状態、黄色ならマウントされていない状態となっています。
ウィンドウの左上にある File → settings… から自動マウント、書き込み不可、ログの記録などの設定ができます。
Linuxの設定ファイル(上画像ではgrub.cfg)をメモ帳他テキストエディタで開くときは、拡張子による関連付けがされていませんので、ファイルを 右クリック → プログラムから開く で指定しましょう。