EveryPad Pro その後 ~ Windows10アップグレード・BIOSアップデート・タブレット設定・充電しながらUSB機器を使う方法など ~
※ 画像は公式サイトより
公式サイト:EveryPad Pro| 毎日使える、どこでも使える、簡単に使える。
過去記事はコチラ。
今回はWindows10アップグレードの検証などの備忘録です。
Windows10へアップグレード検証
特に問題無し。一番心配していたのが「SIMをちゃんと認識してネットに繋がるか?」だったのですが問題なく繋がりました。ドライバを引き継いでるから当然ですが・・・ クリーンインストールだとどうなんだろ?(未検証)
Win10にしたときにデフォルトで「画面回転しない」設定だったので一瞬センサーにトラブルでもあったかと思いましたがそれも勘違い。
その他ドライバー関連は「デバイスマネージャー」を確認したところ、一部更新はしましたが、ほぼ認識しています。
ちなみにWindows10でも「DuOS」は起動できましたね(∩´∀`)∩ワーイ
EveryPad Pro が充電しなくなった!? → BIOSのアップデートで解決
ある日突然充電ができなくなったんで購入店に持ち込んだところ、何故かそこでは充電できてしまった。5V・1Aの充電器を使って・・・ 確かに家では5V・2Aしか試してなかったけどさ。
でもやっぱり充電できたりできなかったりと調子悪そう・・・ ネットで調べてみたところBIOSをアップデートすると改善するとのこと。
Dell Venue 8 Pro 5830 System BIOS ドライバの詳細 | Dell 日本
ここから「5830A11.EXE」というファイルをダウンロードして実行。自動的に再起動します。途中BIOSの設定画面になりますがそのまま待ちます。Win10が立ち上がればアップデート完了です。
ちなみに元のバージョンが「A9」で、アップデート後は「A11」となります。
BIOSアップデート後は手持ちの充電器でも無事充電できるようになりました♪
EveryPad Pro を充電しながらUSB機器を使う方法
一番やりたかったことがコレ! むしろこのためにBIOSのアップデートが必要だった。
ネットで調べていると何やら複数のケーブルを組み合わせて成功した事例も見かけますが、一つで十分でした。買ったのはコレ ↓
OTG(HOST)対応・給電/OTGモード切替使用対応で3つのモードをスイッチの位置で切り替える。コツは始めはモードを「1」にして本体に充電、そのままモードを「2」に合わせUSB機器を繋げれば完成。実にカンタンです♪
未検証ですが、EveryPad Pro を外出先ではタブレットで、自宅ではデスクトップとして使いたい場合はこんな商品もあります ↓
「Dell Venue 8 Pro」以外にも使い道があれば考えるんですが・・・ 例えばWindowsスマホとか。外部ディスプレイに接続するとデスクトップPCで使えるようになったら楽しそう。
まぁ、冒険するにはちと高いですね。
Windows10をタブレットで使いやすくする設定・アプリなど
「タブレットモード」は使わない
あくまでもPCなんで。「タブレットモード」にしちゃうとアプリが全画面で起動しちゃうんで使いにくい。「戻る」ボタンはAndroidみたいで一見使いやすそうですが、アプリを終了しているわけではないので多重起動となり、切り替えが猥雑になります。
タスクバーのカスタマイズ:「デスクトップの表示」を追加する方法
ブラウザやエクスプローラーなどよく使うアプリはタスクバーに追加しておくと便利です。ワンタッチで起動できますし。
タスクバーの何も無いところで右クリック(あるいはロングタップ)すると出てくるメニューからカスタマイズできます。
EveryPad Pro は画面が小さいので基本アイコン表示で。「検索」も同様。「タスクビュー」があるとアプリ切り替えに便利です。「タッチキーボードのボタンを表示」もしておいた方が良いでしょう。スマホみたいに入力窓をタップしても自動で表示してくれるわけではありません。
よく使うアプリがあれば、「スタート」画面からアプリを右クリックして「タスクバーに追加」で追加します。
「デスクトップの表示」アイコンを作成し、タスクバーに追加する
こちらを参考にさせていただきました ↓
参考:Windows8 – タスクバーに「デスクトップの表示」アイコンを追加 – PC設定のカルマ
実は元々タスクバーには「デスクトップの表示」があります。日時の脇にある小さいスジみたいなのがそうです。ただこれではマウスでもクリックしにくいので、やはりアイコンで表示します。手順は以下の通り。
① デスクトップ上で右クリック → 新規作成 → ショートカット
② 「項目の場所」に以下を入力
C:\WINDOWS\system32\cmd.exe /C “%AppData%\Microsoft\Internet Explorer\Quick Launch\Shows Desktop.lnk”
③ ショートカットの名前を入力(「デスクトップの表示」など)
④ 必要ならプロパティからアイコンを変更
※アイコンの場所は「C:\WINDOWS\system32」にある「shell32.dll」
タッチキーボードをフリック入力にする
タッチキーボードを表示させ、右下にある「キーボード」アイコンをクリック(タップ)します。左から2番目の「中央が空いたキーボード」アイコンを選択するとフリック入力用のキーボードが使えるようになります。
起動させるとこんな感じ。キーボード全体の位置は移動できますが、左右の配置換えはできません。普段左手でフリック入力している人は使いにくいかもしれませんね。
エクスプローラーの設定:シングルクリックで開く
デスクトップPCではダブルクリックで開くのは容易ですが、タップ操作だと誤認識することがあります。この設定をしておけばスマホに近い操作が可能です。
エクスプローラー → 表示 → オプション
または、
コントロールパネル → エクスプローラーのオプション
から設定を変更できます。
TouchMousePointer:タッチパネルをタッチパッド化するアプリ
TouchMousePointer タッチパネルをタッチパッド化
公式サイトや「ストア」から入手できます。
起動するとこのようにディスプレイ上にマウスパッドが表示されます。LR(左右クリック)の場所や全体の表示位置などはカスタマイズ可能です。小さいアイコンがタップしにくい時に重宝します。
ちなみに有料版だと、スクリーンキーボードの透過機能も付いてきます。文字入力中でも画面が見えるので便利です。
使用感などまとめ
今回の設定でだいぶ快適になりました。強いて言えば、アプリによって[×]ボタンが小さいので終了させにくい時があることかな? Chromeとか。解像度をいじればなんとかなるかな?
一番の収穫は本体を充電しながらUSB機器が使えるようになったことですね♪ おかげでようやくこの記事を書く気になれました。ただしネットしながらだと充電時間は極端に遅いです。数時間に1~2%しか充電されません。接続機器によっては「給電」レベルにしかならないかもしれません。
ともあれこの設定で数年は使っていけそうです♪