Puppy Linux – Chromeブラウザ他、インストールしたアプリと初期設定まとめ

公開日:  最終更新日:2014/04/08

前回の記事でUSBメモリから起動できるPuppyLinux(とAndroid-x86のデュアルブート)を作ったので、必要なアプリをインストールした他、使いやすい設定など記録しておきます。
※あくまでも” 僕にとって “使いやすい設定です。

使用したPuppyはコチラ。
・パピーリナックス Precise-571JP(precise-571JP.iso)

パピーリナックス日本語フォーラムからいただきました。いつもありがとうございます♪

設定・インストール方法その他、過去記事を参照して下さい。
Puppy Linix と Android-x86 をUSBメモリからデュアルブートする方法 – WindowsXPから軽量Linuxへの乗り換えを検討中ならこんな使い方はどうでしょう?
Puppy Linux – 内蔵ハードディスクにインストール後のGRUB2の設定方法
Puppy Linux ~軽量Linuxで低スペックPCを再活用~

長くなりますので必要なトコロだけ目次から拾っていただければと思いますm(_ _)m

インストールしたアプリ

アプリのインストール方法3つ

基本的には「Puppyパッケージマネージャ(メニュー → セットアップ)」から欲しいアプリを探してインストールします。

Puppy_パッケージマネージャ01

ここでは.petというファイルをダウンロード・インストールしているのですが、自前で探してきてもいいです。.petファイルをクリック(開く)すれば、パッケージマネージャがインストールしてくれます。

Puppyでは.pet以外にも.sfsSFSモジュール)も使えます。僕自身詳しくはありませんが「OSの外にプログラムを置いといて、起動時に呼び出して使えるようにする仕組み」くらいに認識しています。(間違ってたらごめんなさい・・・)
クリック(開く)でロードされます。もしくは メニュー → セットアップ → SFS-Load オンザフライ からロードできます。この.sfsファイルをhome直下(「Precise」フォルダと同じ階層)に置いておけばPuppy起動時に読み込まれます。ロードした時にhomeに置くかどうか聞かれるので「はい」でそのようになります。

PuppyLinuxには様々なバージョンがありますが、今回のPrecise版ではUbuntuなどで採用されているdebパッケージからインストールすることもできます(できないのもありますが)。何か欲しいアプリがあれば「アプリ名 deb」などで検索すれば見つかるかも。ダウンロードした.debファイルを開けばパッケージマネージャが起動しインストールしてくれます。

ココから探すのもオススメです。Puppy以外のLinuxでも色々ありますね。
Index of /puppylinux/
distro.ibiblio.org

Chrome ブラウザ

何はなくとも僕にとってコレは必須です。異なるPC・OS間(あるいはスマホ)でもブックマークや拡張機能を同期できるのは非常にありがたい!
オープンソース版であるChromiumブラウザならパッケージマネージャからインストールできるけど、せっかくdebパッケージが使えるので公式の安定版をインストールしてみました。

ダウンロードはコチラから。
Chrome ブラウザ

上記URLにPuppyからアクセスすると、Linux版を案内されます。

Puppy_Chrome_deb

今回は 32bit .deb (Debian/Ubuntu 版) をダウンロードしました。(※64bit版は未検証)
ダウンロードした google-chrome-stable_current_i386.deb を開くとパッケージマネージャが起動してインストールされます。
アプリの起動は メニュー → インターネット → Google Chrome から。
初回起動時に「Google Chrome を既定のブラウザにする」かどうか聞かれますが、チェックを入れても既定のブラウザにはなりません。これは後述の「Defaults-chooser 既定のアプリ」から設定します。

xfce4-screenshooter(スクリーンショット)

Puppy_xfce4-screenshooter01

スクリーンショット取得アプリ。画面全体かアクティブウィンドウか選択でき、取得までの待機時間も指定できます。インストールはパッケージマネージャから。
Puppy標準だとPrtScキーでmtPaint(画像編集アプリ)が起動するんですが、これだと画面全体をキャプチャしてしまいます。ウインドウ単位で取得したかったので差し替えました。mtPaintでトリミングもできるのですが一手間かかっちゃいますしね。普段ブログ書くときにもよくこれでキャプチャしています。

ClipIt

Puppy_ClipIt01

コピペツール。クリップボードの履歴を管理するアプリです。インストールはパッケージマネージャから。
Puppyに標準で入っている「Glipper」は挙動がおかしくて使いにくいので差し替えました。
ホットキー(ショートカットキー)から瞬時に呼び出せるので便利です。起動後、設定 → ホットキー からキーを登録できます。僕は Alt+h に割り当てました。Puppyにログインと同時に自動起動しています(やり方は後述)。

上の画像では一部文字化けしている様に見えますが問題無く使えます。
ClipItの使い方はコチラのサイトが詳しいです。

Ubuntu Clipit その1 – 概要とインストール・インジケーターメニュー – Ubuntu kledgeb
※その1から6まであります。

LXTerminal

Puppy_LXTerminal01
ターミナル(端末)アプリ。Windowsでいうところのmsdosみたいなものです。Linuxでは何かとコマンドラインを使う機会が多いです。
標準で入っている「Urxvt」だとコピペが使えないので不便。これも差し替え。

PCManFM

Puppy_PCManFM01
軽量ファイルマネージャ。標準では「ROX-Filer」(設定は後述)なんですが、これもちょっとクセがあるので併用しています。タブ表示できるのが良いですね。
ただアイコンが表示されません。サムネイルは表示されるのですが・・・ これが不便なら設定を弄る必要がありますね。

Synapse

アプリランチャー兼ファイル検索アプリ。
ホットキーで呼び出してアプリ名やファイル名を打ち込むと該当のものを瞬時に見つけてくれます。名前の一部でも可。そのままアプリを起動したり、既定のアプリでファイルを開くことができます。
ただPuppyだと表示が変・・・

Puppy_Synapse02

Synapseでc,h,rと打ち込んだところ。

本来はこんな感じです↓(LubuntuでSynapseを起動した画像)。

Lubuntu_synapse01

Lubuntu_synapse02

同じ文字を入力しても左右の矢印でアプリやファイルなど横断検索できます。Puppyではなぜか画面が真っ暗なので、ランチャー代わりに使えばいいかなと。後述するアプリ起動のショートカットキーを設定すればほぼいらないかも。

LibreOffice

Puppy_LibreOffice10
日本語公式サイトはコチラ。
ホーム » LibreOffice : 自由なオープンソースのオフィススイート

無料で高機能なオフィスソフト。MicrosoftOfficeでできることはほぼできます。操作感もほぼ一緒。Puppyで本格的に編集作業はしないでしょうが閲覧・確認用に。Precise-571JPでは始めからインストーラが付属しています。なんとありがたい!

Puppy_LibreOffice01

メニュー → 文書 → LibreOffice ダウンロードとインストール から。

Puppy_LibreOffice02

SFSモジュールに変換するようです。

途中で「安定版かテスト版の選択」「4.1.5 と 4.2.0 のバージョンの選択」「ヘルプ・ファイル と 言語パックja の有無」を聞かれます。今回は「安定版-4.2.0-ヘルプ・ファイルと言語パック有り」を選択しました。しばらく待ちます。

Puppy_LibreOffice08

Puppy_LibreOffice09

ダウンロード及びSFSへの変換が終わるとロードするか聞いてくるので「はい」。すぐ起動するなら該当のものにチェックして起動しましょう。
手動でSFSをロードするなら メニュー → セットアップ → SFS-Load オンザフライ からロードできます。

GIMP

Puppy_GIMP01
高機能画像編集ソフト。しかも無料。パッケージマネージャからもインストールできますがバージョンが古いのと日本語化の必要があります。なので distro.ibiblio.orgコチラ から最新版で日本語に対応したものをインストールします。ファイル名は gimp-2.8.2-1-precise.sfs です。上述のLibreOfficeと同じようにSFSをロードすれば使えるようになります。

Puppyの設定

ネットワークの設定(有線・無線LAN)

Puppy_インターネット接続ウィザード01
Puppy_インターネット接続ウィザード02
Puppy_インターネット接続ウィザード03

デスクトップにある「設定」もしくは メニュー → セットアップ → Puppyセットアップ から 「パピーの設定」を開き「インターネットまたはLAN接続」をクリック。「インターネット接続ウィザード」の左下にある「有線あるいは無線LAN」をクリック。「ネットワークウィザード」の一番上「シンプル・ネットワークセットアップ(SNS)」をクリック。

Puppy_インターネット接続ウィザード04
puppy-linux, %e3%82%a4%e3%83%b3%e3%82%bf%e3%83%bc%e3%83%8d%e3%83%83%e3%83%88%e6%8e%a5%e7%b6%9a%e3%82%a6%e3%82%a3%e3%82%b6%e3%83%bc%e3%83%89

インターフェイスは有線LANなら「eth0」、内蔵無線LANなら「wlan1」などと表示されます。複数ある場合は数が増えます。
予めセキュリティの種類とセキュリティキーを確認しておき、該当のものをチェック、入力して「接続」です。
万が一インターフェイスが認識されない場合は、USB接続のLANアダプターなどを試してみるといいかもしれません。

SCIM-Anthy(日本語文字入力)の設定

Windowsで言うところのMS-IMEとかATOKとかに当たる日本語入力システムがSCIM-Anthyです。厳密に言うとSCIMというインプットメソッド上の日本語入力システムがAnthyということになります。
お世辞にも変換機能は優秀とは言えません。本当はMozc(Google日本語入力のオープンソース版)を入れたいところですが今のところ無理なようです。

一般的な設定は メニュー → デスクトップ → SCIM 入力メソッドの設定 から行います。

Puppy_SCIM-Anthy01

辞書登録は メニュー → デスクトップ → Anthy 辞書管理 から行います。

puppy-linux, scim-anthy, %e6%96%87%e5%ad%97%e5%85%a5%e5%8a%9b, %e6%97%a5%e6%9c%ac%e8%aa%9e

ターミナル(端末)から「kasumi —add」を実行すると直接単語登録を起動できます。後述しますがショートカットキーを設定しておくと便利です。

Puppy_SCIM-Anthy03

ROX-Filer(ファイルマネージャ)の設定

標準のファイルマネージャであるROX-Filerは「シングルクリックで開く」とか「フォルダ内のファイル数に応じてウィンドウの大きさが変わる」などちょっとクセがあります。シングルクリックで開いちゃうと誤クリックが多いです。上述のPCManFMと合わせてお好みで使い分ければよろしいかと。

設定方法はROX-Filerを起動してウインドウ内の何も無いところで右クリック → オプション設定 から行います。

Puppy_Rox-Filer_設定01

デフォルトアプリの設定方法

ブラウザやファイラーなど、標準で起動するアプリを設定します。メニュー(またはデスクトップ上で右クリック) → セットアップ → Defaults-chooser 既定のアプリ から。

Puppy_既定のアプリ01

SFSでインストールしたアプリが表示されていなければ再度ロードして下さい。

アプリ起動ショートカット(ホットキー)の設定方法

メニュー → JWMの設定 → キーボードショートカット から設定します。

Puppy_キーボードショートカット01

Puppy_キーボードショートカット02

ここにある「簡単な説明」をGoogle翻訳で訳したものが以下になります。


「マスク」は、このアクションと「キー」を有効にするために開催されなければならない修飾キーを指定します。
押されるべきキーを指定します。

マスク部はオプションです。それは、次のいずれかの値の数を含めることができます。

– Altキー(MOD1)
C – コントロール
S – シフト
1 – MOD1
2 – MOD2
3 – MOD3
4 – MOD4
5 – MOD5

キーは、さまざまなマスク値にマッピングされているかを確認するには、ターミナルウィンドウを開き、
そして次のコマンドを入力します。

xmodmapを-PM

「アクション」は、この組み合わせを押したときに実行されるアクションです。

詳細はヘルプを参照してください

JWMはあなたの変更を有効にする前に再起動する必要があることを忘れないでください。あなたが行うことができます
最も効率的に、[スタート]メニューから、この:

スタート – >シャットダウン – > JWMを再起動。

JWMとはウィンドウマネージャの一種です。カンタンに言えばOSの見た目・外観です。

「ショートカットを追加する」の一番左のmask部で「C(Ctrlキー)」「A(Altキー)」など記述すればその同時押しで設定できます。
例えば上の画像では「Alt+gでChromeブラウザが起動」するようになっています。

やり方はもう一つあります。設定ファイルを直接弄る方法です。個人的にはこっちの方が好きですね。

設定ファイルは ./root/.jwm/jwmrc-personal というファイルです。隠しファイルを表示できるようにしておきましょう。テキストエディタで開き編集・追記します。設定後のファイルは以下の様になりました。

<!-- Personally configurable options for JWM: these override default settings and theme settings -->

<JWM>

<!-- Number of virtual desktops  BK: syntax change with jwm 500... -->
<Desktops width="1" height="1"/>

<!-- Double click speed (in milliseconds) -->
<DoubleClickSpeed>400</DoubleClickSpeed>

<!-- Double click delta (in pixels) -->
<DoubleClickDelta>3</DoubleClickDelta>

<!-- The focus model (sloppy or click) -->
<FocusModel>click</FocusModel>

<!-- The snap mode (none, screen, or border) -->
<SnapMode distance="10">none</SnapMode>

<!-- The move mode (outline or opaque) -->
<MoveMode>outline</MoveMode>

<!-- The resize mode (outline or opaque) -->
<ResizeMode>outline</ResizeMode>

<!-- Key bindings -->
<Key key="Up">up</Key>
<Key key="Down">down</Key>
<Key key="Right">right</Key>
<Key key="Left">left</Key>
<Key key="h">left</Key>
<Key key="j">down</Key>
<Key key="k">up</Key>
<Key key="l">right</Key>
<Key key="Return">select</Key>
<Key key="Escape">escape</Key>	
<Key key="F12">root:3</Key>
<Key key="Super_L">root:3</Key>
<Key key="Menu">window</Key>

<Key mask="A" key="Tab">next</Key>
<Key mask="A" key="F4">close</Key>
<Key mask="A" key="F10">maximize</Key>
<Key mask="A" key="F6">minimize</Key>
<Key mask="A" key="#">desktop#</Key>
<Key mask="A" key="F1">root:3</Key>
<Key mask="A" key="F2">window</Key>
<Key keycode="160">exec:amixer -q set Master toggle</Key>
<Key keycode="174">exec:amixer -q set Master 1-</Key>
<Key keycode="176">exec:amixer -q set Master 1+</Key>
<Key keycode="178">exec:defaultbrowser</Key>

<!-- PrtSc でスクリーンショット(xfce4-screenshooter)起動(mtpaintから変更) -->
<Key keycode="111">exec:xfce4-screenshooter</Key>

<!-- Alt+d でデスクトップ表示 -->
<Key mask="A" key="d">showdesktop</Key>

<!-- Alt+k で辞書登録(霞)起動 -->
<Key mask="A" key="k">exec:kasumi --add</Key>

<!-- Alt+g でChromeブラウザ起動 -->
<Key mask="A" key="g">exec:google-chrome-stable</Key>

<!-- Alt+t でターミナル(lxterminal)起動 -->
<Key mask="A" key="t">exec:lxterminal</Key>

<!-- Alt+f でファイルマネージャ(PCmanFM)起動 -->
<Key mask="A" key="f">exec:pcmanfm</Key>

</JWM>

保存したら、上述の「JWMの設定」から「JWMをリスタート」すれば反映されます。
Ctrlキーを使うと他のショートカットとかぶるのでAltキーを使うようにしました。

スタートアップで自動起動するアプリの設定

Puppyの起動と同時に立ち上げるアプリの設定です。 ./root/Startupフォルダにアプリ実行ファイルのショートカット(シンボリックリンク)を作ります。Windowsの「スタートアップ」と似ています。ROX-Filerなら実行ファイルがあるフォルダとStartupフォルダの2つのウィンドウを立ち上げて、実行ファイルをStartupにドラッグ&ドロップ。「Link(絶対パス)」を選択します。

Puppy_Startup01

絶対パスと相対パスの違いについてはコチラを参照して下さい。
絶対パスとは 〔 フルパス 〕 【 absolute path 】 – 意味/解説/説明/定義 : IT用語辞典
相対パスとは 【 relative path 】 – 意味/解説/説明/定義 : IT用語辞典

問題は「アプリの実行ファイルが何処にあるか?」ということです。Windowsなら大抵「C:\Program Files」ですが。
これはアプリによって異なります。「./usr/bin」とか「./usr/local/bin」などです。その中にもショートカットがあったりしますので「プロパティ」からリンク元を探して下さい。

その他

細かく追求していくとキリがないのでコチラにお任せしますm(_ _)m

Puppy Linux 日本語版
パピーリナックス日本語フォーラム

Puppyは個人ブログでも情報が多いので検索すればほぼヒットします。色々カスタマイズして自分好みのPuppyに躾けましょう。
それでは良いPuppyライフを楽しんで下さい♪

[milliard]
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