Opera – メインブラウザを Chrome から移行しようかなって話 – 拡張機能・アドオン・使い方などのTips

公開日:  最終更新日:2015/03/19

Opera_logo01
公式サイト:Opera ブラウザ – 高速で安全なブラウザ – 無料でダウンロード
アドオン:Opera アドオン
ヘルプ:ヘルプ – Opera Software

「Opera って何よ?」

つ Wikipedia:Opera – Wikipedia

「”Opera から Chrome” の間違いじゃないの?」

違います。“Chrome から Opera” です。しかも今さら・・・

何でかって言うと、最近のChromeが重く感じるからです。

Chromeは便利です。OSを問わずPCでもスマホでも同じブックマーク使えるし、PCの環境変わっても拡張機能まで同期してくれるし。こんな記事書きますけど今でもメインブラウザはChromeです。

このブログでは古い低スペックのPCを再生させるべく軽量Linuxを利用する記事なんか書いていますが、Chromeのバージョンが上がるに連れ、せっかくOSが軽くてもChromeを起動した途端にモッサリしてしまいます。以前のバージョンをインストールすることもできますが、その場合セキュリティ面が心配です。メインで使っているWindows上ですら重く感じるようになりました。

Operaは老舗の割にブラウザシェア率は低いです。国内外でも1%程度。最近のシェア率では大まかに言って、IE40%、Chrome30%、Firefox20%、Safari10%でコレでほぼ100%。Operaは「その他」って感じです。

参考:OSシェア/ブラウザシェア(日本国内:月別遷移)
参考:WebブラウザシェアランキングTOP10[日本国内・世界] | 株式会社 ウェブレッジ

でも実際使ってもらえば分かりますが、メモリ使用量やページの読み込み速度で言ったらOperaの方がよほど軽く感じます。

老舗だけあってWindows、Mac、Linux、Android、iPhone版があり、PCでもスマホ(の場合は Opera Mini)でもOSを問いません。改善途中ではありますが「Opera Link」という同期機能もあります。データ通信量を圧縮する「Opera Turbo」はスマホなら特に活躍することでしょう。


【2015年3月19日追記】
バージョン28でブックマークの同期はキチンとできるようになりましたね♪
最新の Opera ベータ 28 でブックマークを同期 – Opera Japan


今回はデスクトップ版Operaを快適に使用するためのTipsをまとめてみました。

なお、今回使用しているバージョンは「Opera 27.0」となります。バージョンが変わると外観や機能が変更される可能性があるので、その場合は参考としてご覧くださいm(_ _)m

基本的な使い方

Opera_Layout01
初めて Opera をご利用される方へ | Windows 用 Opera のヘルプ(画像転載元)

画面左上にある「Operaマーク(以下「メニュー」)」から新規タブやブックマーク、プライベートモードやスピードダイヤル(後述)、各種設定などが開けます。

複数ページをタブで管理したり、アドレスバーから検索したりと、基本的な使い方は他の多くのブラウザと変わりません。

個人的に気に入ったのがタブバーの右にある「タブメニュー」です。

Opera_TabMenu01_comment
これだけタブを開いていても、リスト一覧で中身もサムネイル表示させることができます。これは便利!

ブックマークの移行:IE・Chrome・Firefox・Safariからインポート

Opera_bookmark-import01

Opera_bookmark-import02

メニュー → その他のツール → ブックマークの設定とインポート」から次の画面の「ダウンロード元」で移行元のブラウザやHTMLファイルを選択できます。ブックマーク以外にも履歴・保存したパスワード・Cookieも移行することができます。

ブックマークの整理:インポートしたブックマークを「ブックマークバー」に移動する

Opera_bookmark-import03
インポートしたブックマークの保存場所は以下の通りです(Chromeからインポートした場合)。

ブックマーク → インポートされたブックマーク → Chromeからインポートされたブックマーク

ちょっと階層が深くアクセスしにくいので、これをブックマークバーに移動します。ブックマークバーはデフォルトでは表示されていないので、「メニュー → ブックマーク → ブックマークバーを表示」で表示させましょう。

ブックマークの整理をするには、「メニュー → ブックマーク → 全てのブックマークを表示」から行います。新しいタブで表示されます。

Opera_bookmark-import05

画面左側に並んでいるフォルダから該当フォルダを表示させたところです。数が多い場合は「Ctrl + マウスホイール」もしくは「メニュー → ズーム」で画面を縮小させましょう。

ページやフォルダをドラッグして画面左側にある「ブックマークバー」に移動しましょう。まとめて移動できないのが煩わしいですが・・・

これでブックマークへのアクセスが容易になりました。

スタートページの使い方

公式:スタートページの利用方法 | Windows 用 Opera のヘルプ

基本はやっぱり公式ヘルプで。

ブラウザ起動時やナビゲーションボタンから表示させる画面です。「スピードダイヤル」「ブックマーク」「ディスカバー」があります。「ブックマーク」は前述の通りです。

スピードダイヤル

Opera_speeddial01
▲ これは「スピードダイヤル」を表示させたところです。よくアクセスするサイトや拡張機能を表示させます。ちょっと戸惑ったのがフォルダ整理。

スピードダイヤルのフォルダを編集する

エントリのフォルダを作成するには、1 つのエントリをドラッグして他のエントリ上でドロップしてください。

スタートページの利用方法 | Windows 用 Opera のヘルプ

うまいトコロで止めないと、ただの並び替えになってしまいます。

ディスカバー

スタートページの利用方法:ディスカバー機能 | Windows 用 Opera のヘルプ

Opera_discover01

割りと可能性を感じたのがこの「ディスカカバー」機能。スマホで言うところの「Gunosy(グノシー)」や「SmartNews」の様なものです。ニュース記事をサムネイル付きで表示してくれます。クリックすると新しいタブで表示します。

画面左上の「ヘッドライン」と書かれているところをクリックすると、他にも「エンターテインメント」とか「テクノロジー」など他のジャンルに変えることができます。画面右上にある「設定(歯車のマーク)」から「国および言語(地域)」と「ヘッドラインのカスタマイズ」を設定できます。

記事数を増やせたり(要望①)、ニュース配信元を自分でカスタマイズできたり(要望②)、キーワードで関連記事を表示させたり(要望③)できたら、さらに使い勝手が良くなりそうです。

拡張機能・アドオン

拡張機能 – Opera アドオン

普段ChormeやFirefoxを使っている方ならお馴染みの拡張機能はOperaにも用意されています。が、ChromeやFirefoxほど盛り上がっているようには思えません。比較的有名ドコロは抑えているようですが・・・

インストールした拡張機能をいくつか紹介していきます。

AdBlock:広告ブロック


オプションで広告毎、サイト毎にブロックを制御することができます。

Buffer:SNSシェア


公式サイト:Social Media Management | Buffer

見ているページをTwitterやFacebookなどで気軽にシェア。予約投稿、解析機能もあり。

Evernote Web Clipper:ページ保存やメモ


公式サイト:大切な仕事のためのワークスペース | Evernote

ページを丸ごと、テキストだけ、スクリーンショットなどで保存できます。同時に保存するノートブックを選択したり、タグ付けもして整理しておけば後で見直すのも楽チン。

Google™ Keep


主にテキストメモ。Evernoteの方が多機能ですが、用途によってはこちらの方がシンプルで使いやすいかもしれません。

Pocket (formerly Read It Later)


公式サイト:Pocket

後で読む、そのために保存。使い方もシンプル。異なるPCでもスマホ(アプリ)でも、ドコからでも保存と確認ができます。

Image Searcher


画像から、似たような画像を検索できます。Facebookで友達申請が来たときにスパムアカウントかどうかを調べる・・・なんて使い方もできます。

Chromeの拡張機能をOperaで使う方法:Download Chrome Extension


コレがあったからこそOperaをメインブラウザにしようかと思ったワケですよ!だってOperaの拡張機能少ないんだもん・・・

この拡張機能を使ってChromeの拡張機能をインストールするには「開発者モード」を有効にする必要があります。

Opera_DeveloperMode01

Opera_DeveloperMode02

「メニュー → その他のツール → 開発者用ツールを有効にする」を選択するか、「メニュー → エクステンション(Ctrl+Shift+E)」で「拡張機能」の設定から画面右上にある「開発者モード」をクリックすることで有効にできます。

「Download Chrome Extension」をインストール後に「Chrome ウェブストア – アプリ」へ行きます。試しに「Create Link」をインストールしてみます。ていうかコレをインストールしたかったんです。

Opera_ChromeExtention_CreateLink01
Chromeウェブストアでの「+無料」の色が赤になっています。クリックすると、

Opera_ChromeExtention_CreateLink02
「無効にされました」云々と言われます。「移動」から拡張機能の設定へとびます。

Opera_ChromeExtention_CreateLink03
「インストールしてよろしいですか?」で「インストール」をクリック。

Opera_ChromeExtention_CreateLink04
インストール完了です。あとはChromeと同じように使えます。

OperaにインストールしたChrome拡張機能

Operaの拡張機能にはないものや、あってもChrome版の方が良いものなど。

各拡張機能の説明は「Chromebook を買ったらお世話になりそうな拡張機能・アプリ・その他Tipsをまとめました。」で書いたものと同様です。動作確認として挙げておきます。

Create Link

RSS Subscription Extension(by Google)

Google 翻訳


Opera版もありますが、Chrome版の方が使いやすいです。

Awesome Screenshot: キャプチャーと注釈


Operaだと「Nimbus Screen Capture」なんかがありますが、個人的にはこちらの方が好き。

Multiple Account Checker for Gmail™

あとがき

実はOperaは過去にも度々使っていました。特にWindowsMobile(WindowsPhoneよりもっと昔)では世話になったものです。その頃のPocketIEは非常に使いにくいものだったし。ChromeやFirefoxはWindowsMobile版には力を入れていませんでしたし。

Operaはバージョンアップでよく仕様が変更されたりする(ブックマークが無い時代もあった)のですが、現バージョンはかなり使いやすくなっていると感じます。この記事を書いている時点ではChromeと併用していますが、

「Opera Link」が強化されてブックマークと拡張機能がきちんと同期(要望④)

してくれればホントに乗り換えてもいいくらい。Operaさん、上記要望①~④の件、ぜひお願いしますm(_ _)m

[milliard]
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