Kindle Cloud Reader でコミック・雑誌以外の”和書”が読めないわけでもない!試してみる価値あり!

公開日:  最終更新日:2015/01/22

【2015年1月22日追記】
Kindle for PC が日本語にも対応しましたヽ(=´▽`=)ノ

で、Windows版アプリをUbuntuで動かしてみる記事がこちら ▼

以下の記事は当時のままとなります。ご参考までに。


Kindle-Cloud-Reader_logo01
Kindle Cloud Reader
URL:https://www.amazon.co.jp/cloudreader

「Kindle Cloud Reader」とはつまりブラウザ上でKindle本が読めるサービスです。2014年9月19日に日本での提供を開始しました。ニュースサイトなどでも取り上げられてるので参考までに ▼

Amazon.co.jp、PC/Macで電子書籍を読める「Kindle Cloud Reader」提供開始 -INTERNET Watch
Kindleコンテンツをブラウザ上で閲覧できる「Kindle Cloud Reader」開始 | マイナビニュース
PCブラウザ上でKindleが読める アマゾン「Cloud Reader」を提供開始 : J-CASTモノウォッチ
ブラウザで本が読める「Kindle Cloud Reader」が利用可能に – ITmedia eBook USER

残念なのはコミックや雑誌以外の和書(小説など)が読めない点です。日本語の表示に問題でもあるのでしょうか。そう考えればコミックや雑誌は所詮 “画像” に過ぎない(厳密には違います)ので、表示させるのは確かにカンタンそうです。

そこで思いついたのが「じゃあ日本語テキストではなく”固定レイアウト”なら読めるのではないか?」ということです。

結果から言えば「書籍によっては読めた」のでそのやり方を解説します。ご参考までにm(_ _)m

固定レイアウトについてはこちらを参考にして下さい ▼
参考:電書ちゃんねる:固定レイアウトのEPUBって何なのよ? – ITmedia eBook USER

Kindle Cloud Reader の使い方

まずは「Kindle Cloud Reader」の使い方からカンタンに説明します。既にAmazonのアカウント(co.jp)は持っているものとします。

対応ブラウザ(Google Chrome 20以上、Firefox 10以上、Internet Explorer 10以上、Safari 5以上、iPad版Safari)からKindle Cloud Readerhttps://www.amazon.co.jp/cloudreader)を開きます。以下はChromeを使用した画面となります。

Kindle-cloud-reader_SignIn01
メールアドレスとパスワードを入力し、サインインします。

Kindle-cloud-reader_Library
ライブラリが表示されます。読めるかどうかはともかく、全ての書籍が表示されます。書籍を右クリックすると「本を開く」か「本をダウンロードして保存する」かが選べます。当然コミックや雑誌はそのままブラウザ上で読めます ▼

Kindle-cloud-reader_read-ブラックジャックによろしく10
※書籍は「ブラックジャックによろしく 10」です。

左上の「開いた本」のようなアイコンから、表紙や目次など主要ページにジャンプできます。一番右のアイコンは「同期」です。「読み進めた最後のページに同期」します。他のデバイスで読んだ位置までジャンプするか、現在の位置を最後のページにするか選択できます。その間のアイコンは現在はまだ使えません。対応すればテキストの大きさを変えたり、しおりを挟んだりできるのだと思います。

Kindle-cloud-reader_未対応書籍01
「Kindle Cloud Reader」に対応していない書籍の場合、ライブラリで「本を開く」「本をダウンロードして保存する」のどちらを選んでもこのような画面(Kindleアプリの案内)となり、ブラウザ上で読むことはできません。

コミック・雑誌以外で読める和書を検証

冒頭で推測したように、固定レイアウトの書籍が読めるかどうか試してみます。固定レイアウトかどうかは、Amazonの商品詳細ページを見ると分かります。大抵次のような事が書いてあります。

  • この本はファイルサイズが大きいため、ダウンロードに時間がかかる場合があります。Kindle端末では、この本を3G接続でダウンロードすることができませんので、Wi-Fiネットワークをご利用ください。
  • ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

などです。例えば「EXCEL売上データ分析 [ビジテク] 2013/2010/2007対応」という本は、文中の解説に図表が多く、全編固定レイアウトとなっています ▼

Kindleストア_商品詳細_EXCEL売上データ分析_注釈

マンガでわかるWebマーケティング Webマーケッター瞳の挑戦!」という本は明確に固定レイアウトとは書かれていませんが、「この本はファイルサイズが大きいため~」の表記があります。こちらも固定レイアウトです(※実際この2冊は購入済み、既読です)。この本を例にして解説します。

Amazonの商品詳細ページから確認する方法

Kindleストア_商品詳細_Webマーケッター瞳01
Amazonの商品詳細ページへ行き、画面右側にある「購入」もしくは「無料サンプル」の配信先をクリックします。既にKindle端末やアプリを持っていれば選択肢で出てきます。「Kindle Cloud Reader」に一度でもサインインしていれば、この選択肢の中に「(ユーザー名)’s Kindle Cloud Reader」が出ているはずです。もし「Kindle Cloud Reader」で読めるのならコレが選択できます。未対応ならグレー表記となり選択できません。

配信できた場合、次の画面で「Kindle Cloud Readerで今すぐ、読む」をクリックすればそのまま読むことができます。

購入済みの書籍から確認する方法

Kindle-cloud-reader_コンテンツおよびデバイスの管理01
Amazonのページから画面上部にある「アカウントサービス → コンテンツおよびデバイスを管理」を選択すると、購入済みの書籍を確認できます。該当書籍から画面右にある「アクション → 端末に配信する」を選択します。

Kindle-cloud-reader_コンテンツおよびデバイスを管理02
配信先の選択で「(ユーザー名)’s Kindle Cloud Reader」が選択可能なら「Kindle Cloud Reader」で読むことができます。選択できなければ未対応です。

Kindle-cloud-reader_read-瞳01
書籍が対応していればこのように読むことができます。

あとがき

てか、早いとこ日本語テキストに対応して下さい。お願いします・・・(´・ω・`)

[milliard]
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