wattOS R7 日本語版 ~軽量・省電力Linuxでバッテリーにも優しい?~(OpenSSL のバグ有り)

公開日:  最終更新日:2014/05/28


【2014年5月28日追記】
※ 注意 ※
現在このバージョンR7には「OpenSSL のバグ」があるとのことです。この記事は”参考“としてご覧ください。

▼教えてくれた方▼

当記事の自動ツイートを停止しました。

▼この方のサイト▼
wattOS 日本語解説サイト – wattOSjp

▼上記サイトから引用▼

wattOS R7 および R7.5 は Ubuntu 13.04 ベースになっています。
Ubuntu 13.04 は2014年1月を持ってパッケージの更新が停止されました。
2014年4月に発生している OpenSSL セキュリティ問題に対して
パッケージの更新が行われていません。危険な状態です。

wattOS R6 は Ubuntu 12.04 LTS ベースなので、
Ubuntu パッケージは今後も更新が得られますが、
wattOS は旧バージョン扱いになっているため、R8 への更新がおすすめです。

特に R7・R7.5 利用者はおはやめに R8 への移行をおすすめします。
ただし R8 への更新はクリーンインストールが必須となります。

てことらしいです。以下の記事ではR7を紹介していますがR8をインストールしましょう。記事自体は”記録”として残します。


WattOSデスクトップ

公式ページはコチラ↓
PlanetWatt(公式)
https://www.planetwatt.com/

日本語版はコチラ↓
ライブCDの部屋
https://simosnet.com/livecdroom/
※『ライブCDの部屋』では様々なLinuxディストリビューションの日本語化をされています。
※いつもお世話になっておりますm(__)m

軽量・省電力を謳うLinuxディストリビューションの一つ。
2013年9月現在、最新版は R7 である。
最新版はベースが Ubuntu なので、ハードウェア認識率、操作性は良い。
トップ画像はLiveCD起動時のデスクトップ画面。

今回は『ライブCDの部屋』から wattOS-R7-32-jp.iso を選択。
容量535MBは昨今の肥大化した多くのディストリビューションに比べればかなり軽い方だろう。

今回インストールしたPCはコチラ。

【PC環境】
PC:acer ASPIRE ONE 533
CPU:Intel Atom CPU N455 @ 1.66GHz
メモリ:2.0GB (元の1GBを2GBと差し替え)
内蔵HDD:160GB


<余談>

元々のOSは Windows7 Starter で初めてのWin7機であったのだが、あまりの使えなさに Win8(評価版) をインストール。その後評価版も使えなくなり、現況 Lubuntu12.04 + Android-x86 + wattOS のトリプルブートで使用中である。


インストール手順

いつも通り UNetbootin でライブUSBを作成。
インストール先のPCでUSB起動。
ログイン時にユーザー名を『guest』、パスワードは空欄でログイン。
内蔵無線LANもすんなり認識し、右下の電波アイコンのクリックからすぐ繋がった。
デスクトップにある『wattOS 13.04 のインストール』からインストール作業。

WattOS インストール

普段 Ubuntu を使っている方にはお馴染みのインストール画面。
元々のOSを削除せずにインストールできるのだが、選択によってはGRUBを書き換えられてしまう。
カスタムインストールすれば良かったのか?

今回の使用したPCは、元々 Lubuntu + Android-x86 のデュアルブート環境、予め wattoOS 用にパーティションを空けておいた。
そこに、『元のOSを削除せずにインストール』を選択したのだが、GRUBが wattoOS に書き換えられ、ブート画面で Android-x86 が選べなくなってしまった。
Lubuntu のライブUSBから再度GRUBのインストール、設定ファイルの編集を行った。

第一パーティション:ストレージ(データ保存用)
第二パーティション:Lubuntu 12.04
第三パーティション:Swap
第四パーティション:Android-x86
第五パーティション:wattoOS

WattOS Gparted画面

初期アプリケーション

初期アプリケーションは以下画像参照。『Shutter』はキャプチャのため追加してあります。

アプリケーション[アクセサリ]

WattOS アプリケーション[アクセサリ]

アプリケーション[インターネット]

WattOS アプリケーション[インターネット]

アプリケーション[オフィス]

WattOS アプリケーション[オフィス]

アプリケーション[グラフィック]

WattOS アプリケーション[グラフィック]

アプリケーション[マルチメディア]

WattOS アプリケーション[マルチメディア]

アプリケーション[システム]

WattOS アプリケーション[システム]

アプリケーション[設定]

WattOS アプリケーション[設定]

アプリケーションの追加には『Synaptic パッケージマネージャー』を使う。コレも以前から Ubuntu を使っている方にはお馴染み。本家は『ソフトウェアセンター』になっちゃったけど。

感想・環境設定

デスクトップ環境は LXDE で軽快。余計なプログラムも動いていないためか Lubuntu よりサクサク動く。
Lubuntu で Chromium の動作時にメモリ不足でページが読み込めない事もあったが、wattOS では今のところそのような現象は無い。

文字入力に Mozc が標準で使えるのは嬉しい。ただし設定が行えないのでターミナルから追加する。

sudo apt-get install mozc-utils-gui

ibusを再起動。

ibus-daemon -drx

コレで設定ができるようになった。

ファイルマネージャの PCManFM は軽快なんだけどネットワークドライブが閲覧できない。 そもそも Samba が無い。 なので Synaptic から Samba と Nautilus をインストール。 Nautilus は表示が変だが・・・

仕事用のOfficeファイルも閲覧・編集できるように Libre Office をインストール。

と、ここまで。
で、肝心の省電力効果はというと・・・

メインで使っている Lubuntu より多少長持ちかな?

という程度。気持ちの範囲である。
ドコを調べても何故省電力なのかが分からないし。

省電力はともかく手軽に使えて、トラブル時でも情報が豊富な Ubuntu の対処方法がそのまま使えるのは良い。
アプリも簡単に追加できるし。

カスタムすれば十分メインで使えるOSである。

[milliard]
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