Ubuntu Server 16.04 から Lubuntu Minimal を最小構成でインストールし、軽量デスクトップ環境を構築した備忘録(Openbox + Tint2)

公開日:  最終更新日:2016/05/26

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解決していない問題もいくつかあるけど、それなりに構築できたのでメモしておく。メモなので画像は無し。

 

【今回使用したPC】
機種名:ACER/エイサー Aspire One 533
OS:Windows10-32bit と 他Linux
CPU:Atom N455 (1.66GHz) 2コア
Memory:2GB(増強 ※メーカー保証対象外)
Strage:120GB(SSD ※換装済み)

 

【パーテイション構成】
第1パーティション:NTFS (500.00 MiB)
Windows10クリーンインストール時に作成されたリカバリ領域(?)

第2パーティション:NTFS (70.00 GiB)
Windows10のCドライブ

第3パーティション:EXT4 (39.30 GiB)
何かしらのLinuxをインストールしている

第4パーテイション:SWAP (2.00 GiB)
Linux Swap

 
 

既知の問題

・Ubuntu Server 16.04 の最小構成インストールから Xorg と Openbox をインストールしても Openbox が正常起動しない。

エラー1回目:parse_vt_settings: Cannot open /dev/tty0 (No such file or directory)
権限の問題らしい。試しに「sudo startx」をしてみるが、起動直後に落ちる。

エラー2回目:xinit: connectin to X sever lost
※「var/log/Xorg.0.log」にはエラー記述(EE)は無い。

エラー3回目:起動しているっぽいが画面が真っ暗。マウスカーソルの表示無し。キー操作できない。
xauth: timeout in locking authority file /home/(ユーザー名)/.Xauthority

エラー4回目:起動直後にX(Openbox?)が落ちる。
「rm .Xauthority」「rm .Xauthority-*」とし、関連ファイルを削除してから起動を試みるも失敗。

エラー5回目:(EE) open /dev/fb0: Permission denied
/dev/fb0 の権限を777などに変更しても変わらず。 ここで諦めた。

方針を変え、ここからLubuntuをMinimalでインストールすることにした。Lubuntu、LXDE、Openboxセッションいづれも起動可能。メインのデスクトップをOpenboxとしカスタマイズすることにした。

 

・無線LANが接続できない。
認識はしているらしいが、SSIDが表示されない。XubuntuやZorinOSなど他のUbuntuベースOSでは問題無し。内蔵無線LANデバイスがEthernetとして表示される。ネットワークを探している表示にはなる。

 

・自動ログインができない
参考:自動ログインの設定 (LXDE, Xfce MATE) – palm84.hatenablog.com
参考:LightDM – ArchWiki

設定ファイルである「/etc/lxdm/lxdm.conf」や「/etc/lightdm/lightdm.conf」は存在しない。試しに「lightdm.conf」ファイルを作ってみたがログインできなくなったのでライブ起動の Puppy Linux から削除したら元に戻った。「/etc/lxdm/default.conf」というファイルがあるがここに記述しても効果無し。

 
 

Ubuntu Server 16.04 のインストール方法

ISOファイルのダウンロード

公式:Download Ubuntu Server | Download | Ubuntu

トップページの「Download」は64bit版になってしまう。32bit版はその下の「Alternative downloads and torrents ›」をクリック。次ページ中程にある「BitTorrent」から「Ubuntu 16.04 Server (32-bit) ›」をクリック。「ubuntu-16.04-server-i386.iso.torrent」をBitTorrentクライアントソフトを使い、「ubuntu-16.04-server-i386.iso」をダウンロードする。

 
 

インストールメディアの作成(USBメモリ)

USBメモリの容量は2GBもあれば十分。Windowsから「Rufus」を使用した。「Unetbootin」や「Linux Live USB Creator(LiLi)を使うより高速で書き込みできる。

ダウンロード:Rufus – 窓の杜ライブラリ

 
 

インストール作業

インストールしたいPCにUSBメモリを挿し、これを指定して起動。PC起動時にF12とか、F2のBIOS設定でブートデバイスの順番を変える(メーカーによって違う)。

 

【備考】CD-ROMの検出について

12.04くらいまではCD-ROMの検出でエラーが出ていたので、予めISOファイルをUSBメモリにコピーしておき、マウントする必要があった。
例えば「mount -t iso9660 -o loop /cdrom/ubuntu-12.04.2-server-amd64.iso /cdrom」など。少なくとも14.04以降はこの作業は必要無いようだ。

 
 

インストーラー手順

1.Language
日本語を選択。

 
 

2.ブートメニュー
・Ubuntu Serverをインストール
・MAASで数のサーバーにインストール
・ディスクの破損をチェックする
・メモリテスト
・一番目のハードデスクから起動
・壊れたシステムの修復
※その他ファンクションキーによるオプション有り。

一番上の「Ubuntu Serverをインストール」を選択(Enter)

 
 

3.Select a language
選択された言語でインストールを続けますか? → <はい>
※[Tab]で項目の移動。[スペース]で選択。[Enter]で実行。以下同様。

 
 

4.場所の選択
「日本」で[Enter]。

 
 

5.キーボードの選択
「Japanese」で[Enter]。

 
 

6.キーボードの設定
「Japanese」で[Enter]。
※このあとCD-ROMの検出が始まるが、USBメモリから自動で読み込んでくれる。

 
 

7.ネットワークの設定
Acer AspireOne533 の場合次の2つが検出された(有線LAN接続済み)。

・enp1s0: Qualcom Atheros AR8152 v1.1 Fast Ethernet
・wlp2s0b1: 無線 Ethernet (802.11x)

ここでは一番目の有線LANを選択した。またネットワークアドレスなどはDHCPで自動割り当てとする。

 
 

8.ネットワークの設定(ホスト名の入力)
デフォルトでは「ubuntu」となっている。[Enter]または<続ける>で[スペース]。以下同様。

 
 

9.ユーザーとパスワードのセットアップ No.1
「新しいユーザの本名(フルネーム)」の入力。ここでは「mogi2fruits」とした。

 
 

10.ユーザーとパスワードのセットアップ No.2
「あなたのアカウントのユーザ名」の入力。ここでは「mogi2fruits」とした。

 
 

11.ユーザーとパスワードのセットアップ No.3
「新しいユーザのパスワードを選んでください」でパスワードを設定する。文字入力して決定。
入力枠の下にある「[ ]Show Password in Clear」を[Tab]で選択し[スペース]を押すと「[*]Show Password in Clear」となり、自分が入力しているパスワードを確認しながら設定できる。

 
 

12.ユーザーとパスワードのセットアップ No.4
「確認のため、再度パスワードを入力してください」で、再度同じパスワードを入力して決定。

 
 

13.ユーザーとパスワードのセットアップ No.5
「ホームディレクトリを暗号化しますか? → <いいえ>」を選択。必要ならば<はい>を選択。

 
 

14.時間の設定
「(前略) your time zone is Asia/Tokyo. (中略) Is this time zone correct? → <はい>」で決定。
※ネットワークから自動で取得しているようだ。

 
 

15.ディスクのパーティショニング No.1
「使用中のパーティションをアンマウントしますか? → <はい>」を選択。

 
 

16.ディスクのパーティショニング No.2
「パーティショニングの方法」として以下の5つの項目が表示される。

・Guided – reuse partition, SCSI2 (0,0,0) パーテイション 3. (sda)
・ガイド – ディスク全体を使う
・Guided – use entire partition, SCSI2 (0,0,0) パーテイション 3. (sda)
・ガイド – ディスク全体を使いLVMをセットアップする
・ガイド – ディスク全体を使い、暗号化LVMをセットアップする
・手動

今回は「手動」を選択。

 
 

17.ディスクのパーティショニング No.3
項目の選択と現在のパーティション構成が表示される。

[選択項目]
・ガイドによるパーティショニング
・ソフトウェア RAID の設定
・論理ボリュームマネージャの設定
・暗号化されたボリュームの設定
・iSCSI ボリュームの設定

[現在のパーティション構成]
SCSI2 (0,0,0) (sda) – 120.0 GB ATA Samsung SSD 840
1. 基本 524.3MB ntfs
2.基本 75.2GB ntfs
3.基本 42.2GB B ext4
4.基本 2.1GB F スワップ スワップ

[選択項目]
・パーティションへの変更を元に戻す
・パーティショニングの終了とディスクへの変更の書き込み

当環境ではWindows10をクリーンインストールした後、別のLinuxをインストールしてデュアルブート仕様としている。今回はこのパーテイション構成をそのまま使うことにし、sda3(ext4)にインストールする。

表示されている「3.基本 〜 ext4」を選択。

 
 

18.ディスクのパーティショニング No.3
「パーティション設定」画面。項目は以下の様に表示された。

・利用方法: 利用しない
・起動フラグ: オン
・パーティションのリサイズ (現在 42.2GB)
・パーテイションの削除
・パーティションのセットアップを終了

一度初期化したいので、一番目の「利用方法」を選択。
「このパーティションの利用方法」画面になるので「ext4 ジャーナリングファイルシステム」を選択。前の画面に戻る。

「パーテイション設定」画面が以下の様に変更された。同様に各項目を選択・変更するたびに表記が変わる。

・利用方法: ext4 ジャーナリングファイルシステム
・パーティションの初期化: 既存のデータをそのまま使う
・マウントポイント: なし
・マウントオプション: default
・パーティションのリサイズ (現在 42.2GB)
・パーテイションの削除
・パーティションのセットアップを終了

変更した箇所は次の通り。

「パーティションの初期化」選択 → 「パーティションの初期化: 初期化」と表記が変わる。
「マウントポイント」を選択 → 「このパーテイションのマウントポイント」画面になるので「/ – ルートファイルシステム」を選択。
「ラベル」の項目が表示されたので選択 → 「UbuntuServer」とした。

最終的に次のようなパーティション設定となった。

・利用方法: ext4 ジャーナリングファイルシステム
・パーティションの初期化: 初期化
・マウントポイント: /
・マウントオプション: default
・ラベル: UbuntuServer
・予約ブロック: 5%
・典型的な利用方法: 標準
・起動フラグ: オン
・パーティションのリサイズ (現在 42.2GB)
・パーテイションの削除
・パーティションのセットアップを終了

「パーティションのセットアップを終了」を選択。前の画面に戻るので「パーティショニングの終了とディスクへの変更の書き込み」を選択。

 
 

19.ディスクのパーティショニング No.4
パーティション設定の確認画面。

以下のパーティションは初期化されます:
SCSI2(0,0,0) (sda) のパーティション 3 をext4 に
SCSI2(0,0,0) (sda) のパーティション 4 スワップ に
ディスクに変更を書き込みますか?

→ <はい>を選択。パーテイションの初期化とシステムのインストールが始まる。

 
 

20.パッケージマネージャの設定
「HTTP プロキシの情報(なければ空) → 空白のまま<続ける>を選択。「apt を設定しています」「ソフトウェアの選択とインストール」の作業が始まる。

 
 

21.tesksel を設定しています
(前略)
このシステムのアップグレードをどのように管理しますか?
・自動的にアップデートしない
・セキュリティアップデートを自動的にインストールする
・Landscapeでシステムを管理する

と表示される。今回は「自動的にインストールする」を選択しました。再度「ソフトウェアの選択とインストール」作業の続行。

 
 

22 ソフトウェアの選択
「インストールするソフトウェアの選択」画面。以下の項目から選択する。

[ ] Manual package selection
[ ] DNS server
[ ] LAMP server
[ ] Mail server
[ ] PostgreSQL database
[ ] Sasmba file server
[*] standard system utilities
[ ] Virtual Machine host
[ ] OpenSSH server

「standard system utilities」はデフォルトで選択されている。その他必要なモノにチェック([↑↓キー]で項目移動・[スペース]でチェック)を入れて[TAB]で<続ける>を選択。「Manual package selection」と「Sasmba file server」を追加する。「Manual package selection」はインストール後に tasksel でデスクトップ環境をインストールするのに必要になるかと思われる。無くてもコマンドでインストールは可。「Sasmba file server」は他のPCとファイルのやりとりするために必要。再度「ソフトウェアの選択とインストール」作業の続行。

 
 

23.ハードディスクへの GRUB ブートローダのインストール No.1
マスターブートレコードに GRUB ブートローダをインストールしますか? → <はい>を選択

 
 

24.ハードディスクへの GRUB ブートローダのインストール No.2
(前略)
ブートローダをインストールするデバイス:
・デバイスを手動で入力
・/dev/sda (ata-Samsung_SSD_840_EVO_120GB_以下略)
・/dev/sdb (usb-Kingston_DataTraveler_G2_以下略)

内蔵HDD(SSD)にインストールしたいので /dev/sda を選択。sdbは今回使用しているインストールメディア。
既存のOS(Windows10)は自動で認識される。「GRUB ブートローダをインストールしています」「インストールを終了しています」作業。

 
 

25.インストールの完了
インストールメディア(今回はUSBメモリ)を抜いて<続ける>を選択。「インストールを終了しています」作業続行 → 再起動

再起動後はコンソール画面となる。インストール時に設定したユーザー名とパスワードでログイン。

もし、画面が真っ暗なら「Ctrl + Alt + F1」すると良いかも(tty1での接続)。

 
 

デスクトップ環境の構築

【備考】コンソール画面での文字化け対処

export LANG=C

を先に実行しておく。作業工程やエラー表示など文字化けしなくなる(英語表記)。日本語環境を整え、デスクトップを起動した後は不要。

 
 

【備考】byobu の使い方

公式:byobu.org
参考:できるbyobu – 5分でわかる? 仮想端末入門 –
参考:byobu導入+操作メモ – Qiita

「byobu」はデフォルトでインストール済み。「F7」でのコピー、スクロールモードはGUI導入前だと重宝する。root権限で起動する場合は次のようにする。

sudo -H byobu

 
 

Lubuntu Minimal のインストール – tasksel

tasksel –list-tasks

を実行するとインストールできるパッケージの一覧が表示される。実行結果は以下。

 

$ tasksel –list-tasks
u manual Manual package selection
u kubuntu-live Kubuntu live CD
u lubuntu-live Lubuntu live CD
u ubuntu-gnome-live Ubuntu GNOME live CD
u ubuntu-live Ubuntu live CD
u ubuntu-mate-live Ubuntu MATE Live CD
u ubuntustudio-dvd-live Ubuntu Studio live DVD
u ubuntustudio-live Ubuntu Studio live CD
u xubuntu-live Xubuntu live CD
u cloud-image Ubuntu Cloud Image (instance)
u dns-server DNS server
u edubuntu-desktop-gnome Edubuntu desktop
u kubuntu-desktop Kubuntu desktop
u kubuntu-full Kubuntu full
u lamp-server LAMP server
u lubuntu-core Lubuntu minimal installation
u lubuntu-desktop Lubuntu Desktop
u mail-server Mail server
u mythbuntu-backend-master Mythbuntu master backend
u mythbuntu-backend-slave Mythbuntu slave backend
u mythbuntu-desktop Mythbuntu additional roles
u mythbuntu-frontend Mythbuntu frontend
u postgresql-server PostgreSQL database
i samba-server Samba file server
u tomcat-server Tomcat Java server
u ubuntu-desktop Ubuntu desktop
u ubuntu-gnome-desktop Ubuntu GNOME desktop
u ubuntu-mate-cloudtop Ubuntu MATE cloudtop
u ubuntu-mate-core Ubuntu MATE minimal installation
u ubuntu-mate-desktop Ubuntu MATE desktop
u ubuntu-usb Ubuntu desktop USB
u ubuntustudio-audio Audio recording and editing suite
u ubuntustudio-desktop Ubuntu Studio desktop
u ubuntustudio-desktop-core Ubuntu Studio minimal DE installation
u ubuntustudio-font-meta Large selection of font packages
u ubuntustudio-graphics 2D/3D creation and editing suite
u ubuntustudio-photography Photograph touchup and editing suite
u ubuntustudio-publishing Publishing applications
u ubuntustudio-video Video creation and editing suite
u virt-host Virtual Machine host
u xubuntu-core Xubuntu minimal installation
u xubuntu-desktop Xubuntu desktop
u openssh-server OpenSSH server
i server Basic Ubuntu server

 

コマンドラインで個別にインストールすることもできるが「sudo tasksel」からGUIでもできる。出てきた一覧から「lubuntu-core Lubuntu minimal installation」にチェックを入れて実行。Lubuntuを最小構成でインストールできる。インストール後に再起動。デスクトップ環境としてログイン時に「LXDE」「Lubuntu」「Lubuntu Netbook」「Openbox」が選択できるようになる。

「Lxterminal」「PCManFM」「Openbox Configuration Manager」「タスクマネージャ」「スクリーンショット」「モニタの設定」「デスクトップの設定」などはこの時インストールされるが最低限これくらいあっても良いだろう。

テキストエディタは無かったので「leafpad」をインストール。「Lxterminal」より「xfce4-terminal」の方が使い勝手が良い(「Menuキー(右Ctrlの脇にある)」が使える)。ブラウザは「firefox」と「Opera」をインストール。「Opera」で Opera Turbo を使った方が表示が早くて良い。パッケージインストーラーとして「synaptic」と「gdebi」。クリップボード管理は「clipit」をインストールした。

 

sudo apt-get install leafpad
sudo apt-get install xfce4-terminal
sudo apt-get install firefox firefox-locale-ja
sudo apt-get install synaptic
sudo apt-get install gdebi
sudo apt-get install clipit

 

「firefox」の日本語化は後からでもできる。他のデバイスで使用していればSync機能でもOK。「Opera」は公式サイトからダウンロード。

公式:ブラウザ | 高速で安全な Web ブラウザ | 無料でダウンロード | Opera

ブラウザがあれば調べ物をしながら、コマンドを端末にコピペできるのでいちいち打ち込まなくて良い。

 
 

日本語環境の構築

参考:Ubuntuの日本語環境 | Ubuntu Japanese Team

wget -q https://www.ubuntulinux.jp/ubuntu-ja-archive-keyring.gpg -O- | sudo apt-key add –
wget -q https://www.ubuntulinux.jp/ubuntu-jp-ppa-keyring.gpg -O- | sudo apt-key add –
sudo wget https://www.ubuntulinux.jp/sources.list.d/xenial.list -O /etc/apt/sources.list.d/ubuntu-ja.list
sudo apt-get update
sudo apt-get upgrade
sudo apt-get install ubuntu-defaults-ja

 

としてしまうのが一番楽。日本語フォント、日本語入力IME、LibreOfficeなどがまとめてインストールされる。

今回は Japanese Team のレポジトリを利用する前にある程度自前でインストールした。

sudo apt-get install fonts-noto-cjk
sudo apt-get install fcitx-mozc

など。「Google Noto Fonts」は綺麗で良い。Ubuntu、Lubuntu、Xubuntuのデスクトップ版は16.04から標準でインストールされている。

 
 

Openbox – 外観とメニューの設定(できるだけGUIで)

~/.config/openbox/

この中にLubuntuとOpenboxの設定ファイルがある(隠しファイルを表示する必要がある)。

・lubuntu-rc.xml
・lxde-rc.xml
・menu.xml
・rc.xml

Openboxの設定は「menu.xml」と「rc.xml」の2つ。テキストエディタで編集しても良いができるだけGUIで設定したい。「menu.xml」は「Openbox Configuration Manager」で代替できる。「rc.xml」は「obmenu」をインストールすればメニューの設定だけならGUIで設定できる。

sudo apt-get install obmenu

 
 

Openbox – ショートカットキーの設定(メニューをショートカットキーで開く)

参考:OpenBoxの設定メモ – ReraWakka
参考:Openboxのメニューにアプリケーションの一覧を – 劣化コピーの日々

上述の「rc.xml」内に記述されている。テキストエディタで開き、<keyboad> 〜 </keyboad>の間に次のような記述をした。

 

<!– Win+Space でルートメニューを表示 –>
<keybind key="W-space">
<action name="ShowMenu">
<menu>root-menu</menu>
</action>
</keybind>

 

これでいちいち デスクトップを表示 → 右クリック をしなくてもメニュー(root-menu)を開けるようになる。

 
 

Openbox – メニューからパスワード無しでRebootやShutdownする方法(Lubuntu限定?)

Lubuntu限定かどうかはちゃんと調べていないが「menu.xml」に次のように記述するとパスワードを求められず再起動やシャットダウンができる。

 

<item label="Reboot">
<action name="Execute">
<execute>systemctl reboot</execute>
</action>
</item>
<item label="Shutdown">
<action name="Execute">
<execute>systemctl poweroff</execute>
</action>
</item>

 

コレを参考に設定 ↓

参考:LXDM – ArchWiki

Lubuntuでなくても「systemctl」があれば可能なのか? 「obmenu」で設定するなら「New item → Label:Reboot → Action:Execute → Execute:systemctl reboot」などとする。

パスワード有りなら単に「execute:gksu reboot」でも良い。ここからパスワード無しにするなら別途設定ファイルの編集が必要となると思われる。

 
 

Openbox – 壁紙の設定

sudo apt-get install feh

「feh」以外でも壁紙設定はできるけど、コレが一番簡単そう。コマンドで画像ファイルを指定する。

 

(例)
feh –bg-scale /usr/share/lubuntu/wallpapers/1604-lubuntu-default-wallpaper.png &

 

Lubuntuの壁紙は「/usr/share/lubuntu/wallpapers/」にあるのでコレを使用した。

 
 

Tint2 – Openboxでパネル(タスクバーやインジゲーター)を表示する

sudo apt-get install tint2

「Lxpanel」があるのでそれでも良いが「Tint2」の方がメモリ消費が少ないようなので導入。設定するには「tint2conf(パネルマネージャ)」を使う。パネルの位置や背景、アプリケーションのショートカットなどGUIで設定できる。

 
 

Tint2 – 各種インジケーター表示に必要なアプリ

デフォルトではパネルは表示されてもタスクバーと時刻くらいしか表示されない(firefoxがインストールされている場合はショートカットが表示されている?)。電源、音量、ネットワーク、bluetoothなどは表示させたいし、インジケーターから起動させるアプリなどもある。以下のアプリをインストールした。

 

sudo apt-get install xfce4-power-manager
sudo apt-get install blueman

 

「xfce4-power-manager」は電源、「blueman」はbluetoothを管理するアプリ。音量管理は「alsa-base」「alsa-util」「volumeicon-alsa」が、ネットワーク管理は「network-manager」「network-manager-gnome」が既にインストールされていた。これらを後述の「自動起動するプログラム」で設定してやればそれぞれインジケーターに表示される。

 
 

Openbox – 自動起動するプログラムの設定

前述の「Tint2」でパネルを表示した時、インジケーターを表示させるためにはこの設定が必要となる。

Openbox起動時に自動で起動するプログラムは「~/.config/openbox/autostart」ファイルに記述する必要がある。このファイルは元々用意されているわけではないので、「新規作成 → 空のファイル → autostartにリネーム」で新規で作る。

「autostart.sh」というファイルを作成しても同様のことができるが、「autostart」の方が記述が楽。

「autostart」に次の様に記述する。

 

(例)
feh –bg-scale /usr/share/lubuntu/wallpapers/1604-lubuntu-default-wallpaper.png &
(sleep 3 && tint2) &
nm-applet &
xfce4-power-manager –no-daemon &
volumeicon &
bluetooth-applet &
clipit &
touchpad-indicator &

 

コマンドの最後に「&」は必須。括弧()の使い方は分からない。「sleep」は起動に不具合があるときに試してみると良いかも? ここで記述している「feh」「volumeicon」「xfce4-power-manager」「bluetooth-applet」「touchpad-indicator」はそれぞれインストールが必要。

 
 

【補足】nm-applet が表示されない場合の対処方法

sudo service network-manager start

とすると以後は表示されるようになった。実行しなくても有線LANによる接続は可能。「nm-applet」が表示されない問題についてはUbuntuに限らず、例えば Arch Linux など、ネットでは多く見受けられるので原因は様々のようだ。

 
 

タッチパッドを無効にするアプリ

設定ファイルは極力弄りたくないのでアプリを使う。

sudo apt-get install touchpad-indicator

インジケーターのアイコンから設定ができる。「マウス接続時には無効にする」など。ホントは「gpointing-device-settings」の方が良いのだが15.10までしか対応していないようだ(依存パッケージではねられる)。

Launchpad:gpointing-device-settings package : Ubuntu
パッケージ:Ubuntu – precise の gpointing-device-settings パッケージに関する詳細

 
 

ホームフォルダを英語名にする

sudo apt install xdg-user-dirs-gtk
LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update

先に「xdg-user-dirs-gtk」をインストールしておく。

 
 

その他初期設定など

参考:Ubuntu 16.04 LTSをインストールした直後に行う設定 & インストールするソフト

Ubuntuをインストールするたびにお世話になっている。該当する項目を実行する。

 
 

あとがき

ちなみにこのPCは標準の Lubuntu 16.04(32bit版) をインストールしても起動できなかったので、Minimal でインストールできたのは良い発見だった。

Xubuntu 16.04(32bit版)は普通にインストールできるのでそれでいーんじゃないかと思う。ただ消費メモリが起動時で300MB超えてしまうので気分的に重い。ここにOpenboxをインストールしてもあまり変わらない。Xubuntu標準のアプリがバックグラウンドで動いているのだろう。

最近は Zorin OS が気に入っている。このPCに入れるなら「zorin-os-9-core-32」になるが Ubuntu のバージョンは14.04である。何だかんだ言っても16.04はまだ出たばかりで、使いたいアプリが対応してなかったりする。UbuntuベースのLinuxを使うのであれば14.04で様子を見た方が良さそうだ。2019年4月までサポートがあるわけだし。

Puppy Linux は相変わらず軽くてこのPCを決して裏切らない。ただソフトウェアメーカーの公式アプリが無いってことがいつも気になってしまい、いつまでもメインOSになれずにいる。優秀なんだけどね。

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