書評:コミック版 100円のコーラを1000円で売る方法(著:永井 孝尚)

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21万部突破のベストセラー「100円のコーラを1000円で売る方法」のコミック版。Kindle冬のセール時に381円で購入。今見たら533円ですね。それでも十分安いと思いますけど。

原作の方は「小説+解説」になっているみたいですが(未読)、本作は「コミック+解説」です。どちらも理解はしやすいと思いますので読みやすい方を選べば良いのかなと。

最近はこういったマンガや小説から入るビジネス書が多いですね。「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」などは有名です。なんと累計270万部!

WEBマーケティングの本だとこちらも好きですね♪ 特に絵が(←え?)

いや、実際すごく分かりやすくて勉強になりました。

ビジネス書はよく読むのですが、初めはこういった小説やマンガのモノに抵抗がありました。どうも内容が薄いイメージがあったのです。せっかくお金出して買ったのだから質と量は欲しいなと。

でも難しい本を読んで脳の肥やしになることはあっても「実際にそれを活かせるか?」で考えるとどうも活かしきれていないなと感じます。本の価格以外に読む時間なども考えればむしろ、こういった入りやすい本でさらっと概要を知っておいて、必要なときに改めて勉強した方が無駄がないのではないかと思います。

本書のストーリーは、会計ソフト会社の営業猛者だった主人公、宮前久美が商品企画部に異動となり、商品開発から市場シェアの獲得するまでの話です。主人公は畑違いの部署で奮闘しながら、様々なマーケティング理論を学んでいきます。

マーケティング本と言うと世界には様々な経済学者がいるわけで、それだけ多くのマーケティング理論が存在します。学者で言えばコトラー、ケラー、ドラッガー…etc。理論で言えばブルーオーシャン戦略、イノベーター理論、キャズム理論…etc。巻末に本書で取り上げているマーケティング理論をまとめているのですが、その数は26にも及びます。

熱心な方でも1冊1冊読んでいくには手間も時間もかかりますし、実際身近にある問題とマッチしていなければ身に入らないことも多いかと思います。その点では本書は1つのストーリー、商品・サービスの開発から市場シェア獲得までの各工程で必要とされる理論が紹介されているので、どの場面でどのような理論が活かせるのかがイメージしやすいと思います。

理論だけ知っていても、それをどう活かすか、どこで活かすかが分からなければ意味がありません。

一つ一つの理論を深堀りしていくよりもむしろ、それを使う現場をイメージできるかどうかの方が先です。

本書では各理論を深く学ぶことはできません。しかし全く知らなければ活かしようがありませんし、実際に身近にある問題の解決策として活かせそうなものから勉強していけば良いのかなと思います。専門でやられている方には物足りないかもしれませんが、新社会人や学生などこれから勉強する方や、会社のそれぞれの部署をまたいだ全体の流れ(開発から販売戦略まで)を把握したい方にもオススメですね♪

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こんな記事書いてますが本業は ラーメン屋 です。 詳細はコチラ



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